DOCTOR'S COLUMNドクターズコラム

2023.06.19

蒙古襞形成

目頭切開

蒙古襞って何ですか?

Dr Kuroda

こんにちは。
ドクターKこと副院長の黒田です。

記念すべき初回コラムのテーマは「蒙古襞」です。
読み方は「もうこひだ」。

蒙古襞とは

鏡でご自身の目を観察してみて下さい。
上まぶたの内側から目頭にかけて、目頭のピンク色の部分に被さるようにヒダがありますよね。
これが蒙古襞です。
因みに、目頭のピンク色の部分は涙丘(るいきゅう)といいます。

あれ?私には無いみたい…、とお感じの方はいませんか?
安心して下さい。異常ではありません。

蒙古襞は日本人では約8割の人にありますが、無い方もいます。
いわゆる西洋人の方は、蒙古襞はありません。

蒙古襞の大きさについて

蒙古襞がある人でも、大きさや形は様々です。
自分の蒙古襞が大きいのか小さいのかを評価する場合の方法をお教えします。

今度は鏡を置いて、両目を閉じた状態の目元をカメラで自撮りしてみて下さい。
目を閉じた状態では、蒙古襞は目頭に縦スジのように見えます。
この縦スジが5ミリを超えてくると、平均よりも蒙古襞が大きい印象を受けます。

蒙古襞がある目元の特徴

  • 優しい印象
  • 幼くみえる
  • 発達し過ぎていると、離れ目に見えたり目が小さく見えてしまう

蒙古襞が無い目元の特徴

  • 美人顔、キリッとした印象になる
  • 人によってはキツい印象にみえる
  • 求心顔や外斜視っぽく見えてしまう

蒙古襞の有無に良い悪いは無いですが、程度によってはマイナス面が目立つことがあります。

まとめ

さて、なぜ記念すべき初回のテーマが蒙古襞だったのでしょうか。
蒙古襞を知ることが、ご自身に似合う二重を知る上では必要だからです。
また、目頭切開や蒙古襞形成についても説明する上でも蒙古襞の理解が必要です。

このあたりのテーマは、また次回以降で説明致します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事の監修者

副院長

黒田 大樹

OHKI KURODA

2005年に信州大学医学部を卒業し2年間の初期研修医を修了後、形成外科医局として全国で最大規模の昭和大学形成外科に入局。形成外科医として11年間研鑽を積んだ後に、美容外科を専門として現在に至る。