DOCTOR'S COLUMNドクターズコラム

2025.02.01

オトガイ形成

人工骨によるオトガイ形成②

Dr Ro

前回の、続きです。

バイオペックス®(ハイドロキシアパタイト)によるオトガイ形成についてお話しします。

おもに手術は顎の小ささで悩まれている方が適応となってきます。

前回人工骨を作るには、CTから3D骨モデルを作成し、オーダーメイドでその方の骨の形に合った人工骨を作るとお話ししましたが、もう少し詳しくお話ししますと、カウンセリングの時点でVECTRA®(ベクトラ)というシミュレーション機械を使って理想の顎の形をご自身のイメージと擦り合わせながら作っていきます。

写真のようにVECTRA®によってできた画像を元々の顎の形と比較し、実際に何ミリボリュームが出ればいいか計測します。写真で見ていただくとわかるように手術後の経過とシミュレーションの形がほぼ同じように再現されていると思います。

非常に満足度の高い手術だと思いますので、顎のボリュームでお悩みの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。


この記事の監修者

呂 秀彦

【R.O.clinic 院長】
日本形成外科学会専門医
医学博士
昭和大学医学部形成外科兼任講師

順天堂医学部卒業後、昭和大学形成外科・美容外科、大手美容クリニックを経て2020年R.O.clinic開院。患者一人ひとりに真心と誠意を持って、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの治療が好評。