陥没乳頭 | R.O.clinic | 表参道駅徒歩3分

breast胸

陥没乳頭

出ているはずの乳首が、引っ込んだ状態の『陥没乳頭』は、日本人によく見られる症状です。刺激すると出てくる場合は問題ありませんが、重度の場合、そのままにしておくと授乳の妨げになるほか、乳頭や乳腺の炎症の原因になることもあります。
原因としては乳管（乳汁を乳頭へ運ぶパイプラインの役目を担っている管）の発育障害とされています。
外見上の問題だけでなく、乳頭や乳腺の炎症の原因や授乳の妨げになる場合があるため機能の治療としての手術でもあります。

このような方におすすめ

・乳首が引っこんでいる方
・乳首を刺激しても出てこない方
・授乳への影響が心配方
・見た目を整えたい方

当院の特徴

状態により手術方法は異なりますが、基本的に突っ張りの強い乳管はカットし、一部の乳管は残すようにします。
乳頭周囲に数箇所の切開を加え、乳管周囲の線維組織（せんいそしき）の癒着を丁寧に剥がします。
乳頭を引き出し、再陥没を防ぐための処置を行います。

- 術式

Ⅰ.乳頭を切開します
Ⅱ.糸で陥没乳首を引き上げます
Ⅲ.縮んだ乳管をカットします
Ⅳ.縫合します
Ⅴ.乳頭の両脇をジグザグに切開します
Ⅵ.乳頭の根元を締め付けます

術後経過とアフターフォロー

施術時間: 60分

術後の通院: 10日後に抜糸

術後の腫れ: 2週間程度（個人差あり）

吊り上げ固定: 10日間

カウンセリング当日の治療: 可能

麻酔: クリーム麻酔、局所麻酔併用
※希望により笑気麻酔、静脈麻酔併用可
（別途費用かかります。）

シャワー: 翌日より可能

料金

陥没乳頭: ￥440,000

: ※金額はすべて税込表記です

術後のリスク・副作用

- 感染: 術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。

- わずかな左右差: 隆起させる程度が左右で異なると、術後に左右差が生じる可能性があります。元々の乳頭の大きさや形に左右差があることは珍しくありませんが、その場合術後も左右差が残りやすくなります。

- 傷跡: 出来るだけ丁寧に縫合いたしますが、肌の性質や縫い寄せた傷口のずれにより、傷跡の段差や凹み・ゆがみ等が起こる場合があります。

- 乳頭の壊死: 陥没の原因となっている短い乳管や線維組織をカットする際に、乳頭の血管も一部カットします。また術後の陥没を防ぐため、乳頭基部をしめつけるように縫合したり、乳頭を糸でつり上げる処置をしたりします。そのため、乳頭の血流は悪くなります。
血行が悪くなりすぎますと、乳頭のピンク色が失われて白っぽくなったり、暗い紫色になったりします。その状態で放置しておきますと乳頭の皮膚や組織が壊死して黒いカサブタになり、はがれ落ちてしまいます。

- 乳管の切除と授乳への影響: 陥没の原因となっている萎縮した短い乳管はカットしますが、一部の乳管は温存するように手術を行いますので、基本的に授乳は可能です。
しかし、陥没を防ぐために行う乳頭のつけ根をしめつける処置が強いため、乳管が閉塞して授乳に支障をきたす可能性があります。

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