DOCTOR'S COLUMNドクターズコラム

2025.04.02

その他

乳房の保湿 〜バストクリーム〜

Dr Tatsuta

乳房周辺の皮膚は他の部位と比較すると特に薄く、脂腺も少ないことからより乾燥しやすい部位と言えます。さらに加齢によって皮膚の厚みが減少することでより乾燥傾向が強くなります。

また下着などの衣類による摩擦や、汗による蒸れが乳房に生じると、かゆみを伴う湿疹の引き金となります。特に乳頭乳輪の皮膚はバリア機能が弱く、刺激に敏感です。
刺激や皮膚トラブルを少なくするために保湿しスキンケアすることが大切です。

乳房自体に筋肉はなく、脂肪と結合組織(クーパー靭帯)で構成されています。乳房は身体のなかでも殿部についで脂肪の厚みがある部位です。乳房周辺の皮膚は乳房を支え、乳房形状の維持、サポートに重要な働きを担っています。その皮膚のハリや弾力が乳房曲線の質感に大きく影響しています。

バストクリームに関する研究報告があります。バストクリームを1日2回まんべんなく塗りマッサージすることを1ヶ月継続することで、乳房のハリやバストアップにどのような影響を与えるかを評価しました。

その結果、乳房の肌状態改善とリフトアップに効果をもたらしていることが確認されました。バストクリーム塗布群で乳房の皮膚の弾力が増加し、乳房の皮膚のハリの向上とバストアップを認めました。

バストクリームは、肌に潤いと透明感を与えるとともに、乳房全体をほぐすようにマッサージもすることでより広く均一に塗布することができ、血流改善や物理的な刺激により、ハリなど弾力のある美しいバストをもたらしてくれます。

日々継続していくことが大切です。

この記事の監修者

医師

辰田 紗世

Sayo Tatsuta